中曽根鍼灸大学堂整骨院

●設計事例の所在地: 
香川県高松市
●面積(坪): 
26坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

木造平屋建ての整骨院の計画。
屋根勾配に対応した勾配天井によって、コンパクトではあるが、変化と開放感に富んだ空間となっている。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

明るく開放的で街に開かれた整骨院。
施術スペースの他にトレーニング、ストレッチ、セミナー等に使える多目的スペースを設ける事。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

お話しを繰り返す中で、考え方や価値観等が共有できると感じた為。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

香川県高松市に計画された木造平屋建ての整骨院である。
元プロ野球トレーナーでもあるクライアントの御要望は、治療の為のスペースだけではなく、ストレッチやトレーニング、セミナー等にも利用可能な多目的スペースをつくる事であった。
シンプルな長方形平面でほとんど仕切りの無い一室空間において、屋根(=天井)勾配の切り替えによって各空間の性質を変える事を試みた。
限られた空間の中で、患者と施術者双方の動きが空間の変化と柔らかく連動するような整骨院を目指した。

その他の画像: 

エントランスは明るく開放的で人を呼び込む様なデザインとなっている。(撮影:杉野 圭)

玄関から待ち合いスペースを見る。
コンパクトなスペースではあるが、天井が高く明るいスペースとなっている。
(撮影:杉野 圭)

エントランス上部から勾配天井を伝って自然光が入る待ち合いスペース。(撮影:杉野 圭)

施術スペースと多目的スペースは、天井勾配によって緩やかに分節されている。(撮影:杉野 圭)

木造の柱と梁がそのまま各施術ブースの間仕切りとなっている為、カーテンレールや天井からのポールが無く、医療施設臭さを感じさせない空間となっている。(撮影:杉野 圭)

設計者

ユーザー 加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一 の写真
オフライン
Last seen: 2ヶ月 1週 前
登録日: 2015-08-28 10:38